来年の3月に『LOUD PARK』の開催が決定されたのを、ネットの記事で読んで、行くと0.1秒で決めた(笑)
2017年の最後の開催から実に6年ぶりの開催である。
これまで、なぜ『LOUD PARK』が、開催が取りやめになっていたかをいろんな憶測が飛び交っていたが、どれが確実かはわからない。
しかし、「2023年限定」とも書いてあるが、翌年も開催されるかどうかはわからないということだろうが、翌年も是が非でも開催されてほしいところだ。
しかし、告知のポスターが2017年のそれの使いまわしなのが気になるところだ。 こういうことは初めて見た(笑)
『LOUD PARK 17』
そのフェスのヘッドライナーに抜擢されたのはPANTERA。
実にトリにふさわしいバンドだろう。
このバンドは、急激なヒットの連発で、アメリカはもちろん、いろんな国でセカンドビルに抜擢されたのは90年代の中盤から後期にかけてだ。
『VULGAR DISPLAY OF POWER』がチャートの上昇はそんなでもなかったが、じわりじわりと売れ続けてアメリカだけで200万枚を売り、次の『FAR BEYOND DRIVEN』が、全米全英ともに1位を記録しプラチナを獲得。
次の『THE GREAT SOUTHERN TRENDKILL』もプラチナを獲得した。
これだけの勢いを連続させていれば、当然巨大フェスのセカンドビルは当然で、98年のオリジナルBLACK SABBATHの復活祭では、SLAYERやMEGADETHといった強豪を抑えてセカンドビルになったのだ。
そして2001年の日本での『BEAST FEAST』では当然トリになった。
彼らが日本のフェスでトリを務めるのは、実にこれ以来のことになるのだ。
これだけの活躍を見せれば、もっと多くのフェスに参加してトリになってもおかしくはないが、シンガーの薬物中毒や、ギタリストの射殺事件による死や、ドラマーの死を迎えては、順調な活動維持は叶わなかったのだ。
そして2003年には解散してしまったのだ。
それを乗り越えての今回の復活である。
“I'm Broken” 『FAR BEYOND DRIVEN』収録
しかし、このバンドがトリに抜擢されたことで、後に続く参加バンドは、かなりヘヴィでラウドで、スマッシングなバンドであることは間違いない。
私はハードロック派なので、どうしてもヘヴィなバンドは食傷気味であるが、それは中途半端なヘヴィさであったり、スピードであったりするのが嫌なだけで、とことんヘヴィでスピーディな音楽は大歓迎だ。
ゆえに、2017年に参加したEMPERORの良さは再確認したし、ゆえにブラックメタルにのめりこむことになったのだ。
今自分は、、いろんなブラックメタルバンドのCDがショッピングカートに入っている。
これから出場する未知のバンドの良さを会場で発見して、それからファンになれるバンドが出ることを期待しているのだ。
『LOUD PARK』には毎年のように通っていたが、そこでは、それまで既知ではあったが疎遠になっていたバンドではあるが、このフェスで鑑賞することでまた意識に上り、聴くようになったバンドはある。
EMPERORやLACUNA COILがそうだろう。
それがきっかけで、このバンドのアルバムはほぼ揃った状態だ。
そして、それまで未知だったが、このフェスで知って、その良さに耽溺してファンになったパターンもある。
それが、SHINE DOWNやMYRATHやKAMELOTやWITHIN TEMPTATION、AMORPHIS、DEVIN TOWNSEND PROJECT,GLAMOUR OF THE KILLといったバンドであろう。
『FAR BEYOND DRIVEN』
こういったバンドをフェス抜きには知ることができなかったことは間違いない。
出演時間の短さには目をつむらないといけないが、いろんなバンドを観ることで、それまでは知らなかったバンドの良さを知り、そして聴くことでファンになれるというメリットがあるのは忘れてはならないだろう。
単独公演しか行われなかった時代においては、個人で調べ、そして雑誌の評などをチェックして購入していくということしかなかったが、フェスが当然のようにある時代においては、こういうメリットがあるのだ。
フェスがほとんどなかった時代はネットが普及してなかった時代と符合する。
ネットがない時代では、新譜リリースの情報は雑誌がほとんどで、そこでいいと思われるモノをチェックして、CD屋に行って取り寄せをすることがほとんどの手段だった。
テレビやラジオでは、全部のアーティストの情報を知ることができなかった。
ゆえにこれらで流れなかったアーティストの情報は雑誌に頼るほかなかった。
しかし、文字だけではすべてを巧みに表現することができないので、レビューをみていいなと思われるモノを買って実際に聴いてみるもよくないということが往々にして起きる。
そういうことで、私は何万円無駄にしたかわからない(笑)。
しかし、ネットが普及して、新譜の曲を動画でチェックすることで、自分の好みに合うかどうかを判断することができる。
それによってCDの代金を無駄にすることがまずないのが昨今なのだ、いい時代だ…とは短絡的には言えない。
昨今は、あまりにアーティストが多すぎて、単独公演ができない場合がほとんどだ。
やはりそんな認知を上げていないアーティストは前の方での出演になる。
すると必然的に、演奏時間は短くなる。 それで自分の好きなアーティストを心ゆくまで堪能することができないのだ。
ゆえに、そこは目をつむらないといけない受難の時代なのだ。
やはり物事は一長一短。
割り切らないといけないようだ。
もしも自分の好きなアーティストの単独公演を実現してほしいのならば、多くその良さについて語る。
あるいはネットでその良さを語る、そういう姿勢が姿勢が必要になってくる。
あまりに横道にそれてしまったが(笑)、これまでの経験から毎年、それまで未知だったアーティストを『LOUD PARK』で知ることができて、それからファンになったという素晴らしい経験があるので、2023年にもぜひそういう経験をしてみたいと思っているのだ。
2023年のは絶対に行くと決めているので、今からワクワクしているのだ!
今回はヘッドライナーに抜擢されたPANTERAの最高の売り上げを達したアルバムを以下に紹介したいと思う。
●以下よりどうぞ!
↓
Pantera パンテラ / Far Beyond Driven 20th Anniversary Edition 輸入盤 | ||||
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●以下のサイトでも取り扱っています。
↓
タワーレコード
【HMV】ローチケHMV|音楽CD・DVD
今回はこれにて終了します。
ありがとうございました。